2021年11月16日火曜日

有馬の山門 The gate of a small Buddhist temple at Arima


  先日、父の七回忌の法要があった。坊さんが「もうお父さんも十三回忌になるな」と言うので、「え、七回忌ですよ」と答えると「しもた、まちごうた」と返ってきた。そんなことあるやろか。
 法要の後、母が有馬に行きたいと言うので、何年かぶりに有馬に行った。秋色に色づき出した木々もちらほらと見みられたが、もみじ狩りにはまだ早いようであった。
 曇天の下スケッチをしたが、集中すると暑さも寒さも感じず心地よい。紅葉の盛りとなった頃にまた来たいが、そのころは結構寒いはずで鼻水を啜りながらスケッチしなくてはならないだろう。

山裾の 薄し紅葉 暖かく
吾を包みて 時は止まれり

We had the sixth anniversary of our father's death.  The monk said "Is it the sixth? Sorry. I made a mistake. I thought the twelfth." I said "Alas, I can not believe!"
After the ceremony we went to Arima spa as my mother had wanted to visit there.  It was still early for autumn leaves but temperature was best for sketching. 
 

2021年4月18日日曜日

和歌山県立近代美術館と博物館の森 A woods of Wakayama Prefectural Museum and Modern art Museum















和歌山県立の美術館と博物館のそそりたつコンクリートの間から、橇で滑れそうな丘とその上に森が見える。人工的な建造物が額縁でそれに囲まれた風景が絵画のよう。スケッチをしたのは暖かくなり出した頃で、まだ若葉は見えなかった。僕が住んでいる大阪南部から和歌山北部では半分が常緑樹で半分が落葉樹。秋の紅葉は山間部や北国のように鮮やかではないけれど、緑濃い常緑樹の間に葉を落とした枝や幹が見えるのもなかなか良い。

I found beautiful forest scenery between concrete buildings. The scenery looked like painting and the building looked like a frame. Evergreen and deciduous trees are mixed in my region. Some of the trees still do not have leaves in early spring. I like this green leaves and naked twigs forest.