2017年4月13日木曜日

ドイツ紀行 其の3 ケルンの大聖堂とボンの教会 Kölner Dom and Bonner Münster

 兄弟のように隣り合わせた二つの街ケルンとボンには、それぞれにケルン大聖堂とミュンスター教会というのがある。大聖堂と教会の違いは、大聖堂には司教がいて、教区の教会を管轄する立場にある事だそうだ。ケルン大聖堂もミュンスター教会もカトリックで、ドイツはプロテスタントが多いという印象があるが、特に西部はカトリックも多く、両者の教会が混在している。
 ボンのミュンスター教会は、さすがに知名度と大きさはケルン大聖堂に劣るものの、美しく趣のある中庭とそれを囲む回廊があり、そこに入ると現代社会から閉ざされ、まるで何世紀もタイムスリップしたような気分にさせてくれる。教会の外に出ると、そこには大きな首の石像が二つ転がっていて、最初、教会建築とミスマッチのような気がしたが、離れてみると調和してるようにも見え不思議だ。聞くとこによると、ある現代作家の作品だそうで、その昔、ボンで首を斬られた二人の殉教者を表現しているのだそうだ。
There is Kölner Dom in Köln and Bonner Münster in Bonn. Both of them are catholic.
Bonner Münster is smaller and may not famous as Kölner Dom. But It has a beautiful corridor and courtyard. I felt like I was walking on the corridor of centuries ago. As I go out of the church, I found two big stone heads. At first I thought they were 
not match with the church. However they harmonized with the church as I saw them from the distance.
 一方、ケルン大聖堂は世界的に有名なだけあって、ゴシック建築ここに極まるというべき、天にそびえるそのさまは圧巻である。現代の高層ビルの方が高いはずだが、こちらの方が高さを感じさせるから不思議だ。この大聖堂も第二次大戦でダメージを受けており、現在でも大戦前の姿に戻そうと、改修工事が進行中で、あちこち足場が据え付けられている。そのさまが残念というより、独特の近未来感を醸し出しておりなかなか面白い
 内部は高い天井と多数のステンドグラスが美しい。光の演出は窓と、そこから投じられた光が踊る床や壁で行われ、私のような異教徒でも敬虔な気持ちにさせ

てくれる。当たり前のことだが自然光だけの演出で、時間と共に刻々と変化する光の演技を、室内の明暗をうまく利用することで際立たせている。光の演出といえばライトアップの現代だが、昔の人は自然を利用し、このような美しい場を創造したのだ。

Kölner Dom is really tall and huge but I think not tall as skyscrapers. However its sky rising towers looked taller than them. It's a magic. Being restored, scaffolding was put around the cathedral that made me feel like a scene of a si-fi film.
There are many beautiful stained glasses inside. Windows were glowing and lights were dancing on the floor. People in old times made good use of time changing natural lights effectively.

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